BookBookerBookest

勝手に読書感想文。漫画も映画も含みます

『ここで唐揚げ弁当を食べないでください』を読んで学生の頃を思い出す

この本(「ここで唐揚げ弁当を食べないでください」 小原晩 著)を読んだきっかけは、テレ東の「あの本、読みました?」の「エッセイ特集」自費出版“唐揚げ本”が異例のヒット! 小原晩&吉本ばななが語るエッセイの魅力」(テレ東BIZのサイト。動画は有料なのでサムネイルだけ、参考までに)に作者の小原晩さんが出ていたのを見かけたから。

あと、BS12(トゥエルビと読む)の「BOOKSTAND.TV」にも出演されてました(インスタグラム)。BS12を見るとか、目のつけどころがシャープでしょ。「ザ・カセットテープ・ミュージック」も好きです。

自費出版から火がついて、大手の出版社から出すことになったというエピソードと共に語られることが多いみたい。自力で書店と交渉して、発送などもやっていたらしいから、すごくしっかりした人なのかと思ったら、なんだか頼りない感じで、でもって繊細なエピソードが多く、意外でした。あと、よく一人外食(買い食い含む)する人だなあと思いました。あと、よく夜の公園に行く人だなあと思いました。

学生だった頃を思い出しました。「夏の記憶に三人で居る」なんか、自分の経験とは全く似てないのに、自分の経験が想起されるような読後感。

深夜に外出するとか、目的とか行先があやふやなまま出かけてみるとか、くだらないことで盛り上がるとか、変なルール決めるとか、今考えると何でそんなことしたんだろうとか、若い時の感じだよなあと懐かしむ私、50代。

切れ者の著者がいかに巧みに活路を見出したか、みたいなドヤ顔の本には食傷気味なあなたに、胃薬になるようなエッセイです。

コメント

コメントを残す

BookBookerBookestをもっと見る

今すぐ購読し、続きを読んで、すべてのアーカイブにアクセスしましょう。

続きを読む