薬剤師が事件のカギを握るミステリー・・・ではなく、子供向けの学習漫画です。仕事の都合で、創薬関連の知識を増やしたいなと思い読みました。学術的、教科書的な書籍も読んだりはしているのですが、学生の時に生物を履修していなかった私にはなかなかハードルが高い。
こんな時には学習漫画からスタートです。さすがに子供向けとあって、知っている内容が多いです。かといって全て知っているわけではないから、知識の隙間を埋めていく感じです。知らないことだらけの本で学ぶより、知っていることだらけの本で「隙間」の部分を学んでいく方が、精神的にはだいぶ楽です。
あと、ストーリー仕立てになっているので、記憶に残りやすい(気がする)。意味記憶より、エピソード記憶のほうが残りやすいという、あれですね。
思えば、小学生のときに「体のひみつ」だか「体のふしぎ」だか、そんなタイトルの学習漫画を愛読しておりまして、おぼろげではありますが、そこに書かれていた内容を今でも覚えております。
たしか、髪の薄い作者(漫画家)が、「髪が抜けた、抜けた」と大騒ぎするエピソードがありました。これは不要なエピソードですね。
この「薬剤師のひみつ」だと、子供たち(姉弟)が主人公で、おばあちゃんの入院・退院をきっかけに、薬剤師のお姉さんと知り合いになって、病院で働く薬剤師、在宅医療の薬剤師のことを教えてもらい、そのお姉さんの知り合いの製薬会社の研究者に話を聞きに行ったり、みたいな感じ。子供たちは薬剤師という職業に興味を持ち、薬学部の制度(4年制、6年生など)の解説も出てきます。
で、ここまで書いて気づいたんですが、商品リンクを貼ろうと思って、アマゾンや楽天を検索したけど出てこない。絶版?
ウェブ検索すると出版元のサイトには情報がありました。図書館向けのみに販売している図書とかなんでしょうか。私は自治体の図書館で借りたのですが、本に値段も書いてありません。
そして、なんと学研のサイトで無料で全部読めます。
どういうビジネスモデルなんだ?
サイトを見てみると、「まんがひみつ文庫」読書感想文コンクール、なるものを開催しているみたいなので、応募しようかと思いましたが、応募資格「全国の小学生」とあり、断念しました。
2026-03-01追記
同じようなタイプの本を読んで、企業協賛型学習漫画ビジネスモデルを理解しました。
『薬が届くまで ここが知りたい』で、出版業界のビジネスを知る

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