彼はベトナム戦争から帰還し、タクシーの運転手をやっていました。そのときに、ちょっとした事件を起こしますが、社会からそれほど爪はじきになるということはありませんでした。
しかしその後、彼はすっかり裏社会に入り込み、マフィアのボスになりました。野球が好きだった彼はチームプレイを愛する一方、へまをしたやつは許さないという冷酷な人間になりました。
晩年、妻に先立たれた彼は、あるベンチャー企業で実習生として働くようになりました。今までの経験を活かし、若き女性経営者の心の支えになるような立派な人になりました。
一時期は踏み外しかけたこともありましたが、すっかり更生し、平穏な人生を送ることができるようになったので、よかったなあと思いました。(おわり)
何の話だって? ロバート・デ・ニーロの半生ですが。
『タクシードライバー』(1976年)からの、『アンタッチャブル』(1987年)を経ての、『マイ・インターン』(2015年)です。マイ・インターンを見ていて、ベンがニコッとしたとき表情が、カポネがニヤッとしたときのことを彷彿とさせ、バットで殴られるんじゃないか、とドキドキするようなことはないと思いますので、ご安心を。
これらの作品で、私が覚えた英語フレーズは
You talkin’ to me?
です。さて、どの作品でしょう?
ちゃんと書くと “Are you talking to me?” でしょうか。「あなたは私に向かって話しているのですか?」という意味です。
街で絡まれたときなどに使ってみてください。「え、俺か? 俺に言っているのか? 他には誰もいないようだが・・・ 本当に俺に向かって言っているのか?」などと、ちょっとくどめに確認をしたあとに、袖口に忍ばせたピストルをさっと出し、相手をバンッ・・・
みたいな冗談は最近受け入れらないので、なんだか窮屈です。

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