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勝手に読書感想文。漫画も映画も含みます

『Bedtime for Frances』にみる日米の子育ての違い

再度、フランシスシリーズを読みました。以前読んだのはこちら(A BIRTHDAY FOR FRANCES(フランシスとたんじょうび))で、今回読んだのは、

『Bedtime for Frances』英語版 Russell Hoban (著), Garth Williams (イラスト)

です。

フランシスはアナグマの女の子で、

You have to go to sleep so you can be wide awake for school tomorrow.

(明日学校で起きていられるように、寝なきゃいけないよ)

というお父さんの言葉があるので、6歳以上でしょうか。でも、行動の様子からすると、もっと幼いようにも感じます。

就寝の時間になってもなかなか眠れずに、寝室にtigerがいるとか、giantがいるとか、something scaryが天井のひび割れから出てくるとか言って、まだ起きているお父さん・お母さんに伝えにいきます。

そのたびに諭されて、寝室に戻るのですが、結局なかなか眠れず、最後のほうでは、もう眠っているお父さんのベッドの横にそーっと立っていて、お父さんをびっくりさせたりします。

日本だと、これくらいの年齢なら、親のすぐ横で寝たりするんでしょうけど、Francesは別の部屋のベッドに一人で寝ているんですよね。そういえば、アメリカではかなり小さい頃から、それこそ赤ちゃんの時から、個室が与えられて、そこのベッドに一人で寝たりするみたいな話を聞いたことがあります。日本じゃ住宅事情的にも難しいでしょうけど。

Francesが起きるたびに、両親ともに優しく接しているんですが、先ほどの別室ですでに寝ているお父さんを起こしたシーンでは、さすがに機嫌が悪くなっているみたいで。なぜカーテンが揺れるのかと尋ねるFrancesに、すべてのものにはjobがあって、風にはカーテンを揺らすjobがあって、お父さんには9時に会社に行くjobがあって、Francesには学校に行くjobがある(冒頭のほうにあげた台詞の箇所)と。

もしその仕事をしなければ、”he(風) will be out of a job” となるし、”I(お父さん) will be out of a job” になっちゃうんだと。

で、もしFrancesが今もし眠ろうとしないのなら・・・

“I will be out of a job?” said Frances.

“No,” said Father.

“I will get a spanking?” said Frances.

“Right!” said Father.

(「私の仕事がなくなっちゃう?」 フランシスが言った。
「いいや」 お父さんが言った。
「おしり叩かれちゃう?」 フランシスが言った。
「その通り!」 お父さんが言った。)

なんだか、急に厳しいお父さんになりました。さっきまで、ミルクを飲ませたり、キスしたり、おんぶして寝室につれていったり、起きてきたFrancesにケーキを一口食べさせたりしてたので、落差に驚きます。

これは日米というより時代でしょうね。昔は、頭を叩くのはさすがにダメだけど、尻ならいいとか、グーはだめだけどパーはいいとか、なんか閾値がそのへんにあったような。

アニメのトムソーヤの先生は体罰用の小さな鞭を持ってましたよね。で、それで普通に何発も叩いてた。ゴールデンタイムの子供向け番組で。あと、クレヨンしんちゃんも漫画版ではよくゲンコツしたり、お尻叩いたりしてましたね。テレビアニメではそんなシーンは、もはや出てこないですね。

そういえば、おんぶでFracesを寝室に連れていくシーンでは、お父さんはくわえ煙草(パイプ)してました。これも、今はなし、、だよなあ。

なんかディスっているみたいななっちゃいましたが、このシリーズはFrancesの単語のチョイスが面白いので好きです。それで終わりにしましょう。Francesがよくやる即興ソングです。

(略)
C is crocodile, combing his hair.
(略)
U is underwear, down in the drier…

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