『CHARLIE AND THE CHOCOLATE FACTORY』(ROALD DAHL著)を読みました。映画の『チャーリーとチョコレート工場』(ティム・バートン監督)を見た方、知っている方は多いと思います。あの映画の原作です。
英語の多読を始めたのは20年以上前(注:20年以上続けているという意味ではない)で、最初はGraded Readers(英語学習者のためにレベル分けし、語彙をしぼったもの)や絵本から入っていったのですが、英語を読むことに慣れてきたら、「そろそろ児童文学」「いつかは児童文学」みたいなところがあって、ロアルド・ダールと言えば、真っ先に候補にあがる児童文学作家というイメージでした。
で、当時は結局ロアルド・ダールは読まず、『ダレン・シャン』などを読み始めたものの、挫折したという記憶があります。
今回、『CHARLIE and …』を読み終えられたのは、映画を見たことがあったので、話の筋はある程度分かっていたというのが大きいです。登場人物のイメージはある程度できているので、人物の形容で知らない単語が出てきても気にしすぎずに、映画を思い浮かべながら「おおかた こんな意味だろう」と読み流せたからのような気がします。
いやね、出来事の流れを書いてあるところって比較的 読みやすいんですよ。難しいのは、人物の形容のところ。
例えば、一人目のTicket FounderであるAugustus Gloop(お菓子ばっかり食べている太ったあの子ね)を形容している箇所
Great flabby folds of fat bulged out from every part of his body, and his face was like a monstrous ball of dough with two small greedy curranty eyes peering out upon the world.
難しいでしょ。ちなみに太字イタリックは私が知らない単語。よくよく考えるとmonstrousがmonsterの形容詞だというのは分かるんだけど、出てきた瞬間にはピンとこない。あと、doughもピザやパスタを作るって話の流れで出てきたらすぐに理解できるけど、人の形容で”a monstrous ball of dough”と言われても、はて?となっちゃう。一行に一つ以上知らない単語が現れるとさすがに厳しい。
でも、このあたりは映画を思い浮かべつつ、太ってて、貪欲で、なんか醜い感じを表現しているんだろうなー、くらいで流してしまうのが良いような気がします。
チャーリー以外の4人の問題児や、彼らの工場での受難(因果応報)は映画で忠実に表現されていたような記憶があるので、そこはそれを思い出せればOKということで。(映画を見たのはだいぶ前で、テレビ放送されているのを見ただけなのでちょっとあやふやではありますが)
映画と違う点もありました。映画では、Willy Wonkaと父親の確執が描かれていましたが、原作には出てきませんでした。
あとラスト近くで、映画では工場への引っ越しはChalieひとりでと言われ、家族と暮らすことを選び、工場の跡継ぎは辞退する(少なくとも一旦は)という流れだったと記憶しています。原作では最初から「家族みんなで」というWonkaからの申し出でした。それでも引っ越しは嫌だという寝たきりのおじいちゃん・おばあちゃん3人。さて、どうなる・・・? という展開でした。
翻訳の書籍や映画でストーリーを把握したうえで、原作(英語)でそれをなぞってみるというのはハードルが低くて、なかなかよさげな感じでした。


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